漠然と

心地よい音を探す事は、理想(夢原郷)を求める旅なんだろうな。と。

 

数多くの曲を聴き、習っては歌い、技術を磨いても更なる先は存在する。以前の演奏と比べれば多少進歩していると思うけれども、芸術と呼べる域には遥かに遠い。

 

その曲を知っている、作曲者を知っている、演奏家を知っている、その曲の舞台地を訪れている。

楽譜の再現だけで終わりそうな音楽も、多くの見聞が遠からず求める理想へと道をつくる。