音楽

エンドピンストッパーの理想形

世の中に色々な物が溢れていますが、私の考えるエンドピンストッパーの理想形を具現化してみました。 構想展開品の高さ140mm。全て鉄で出来ており蔓で固定された上部にはエンドピンを刺す穴を、中空状態で下部には振動体。 何がしたいのかと言えば、鉄製…

師事回顧(再開後十と一回目)

2019.12.28 師事納め 年明け早々にメンテナンスに出す報告と、どんな音質を目指すのか弦の組み合わせについて師と論ずる。 GD弦のヘリコアの甘い音を軸にするならC弦は締まる音、A弦はキラキラ感。又は、バイオリンに良くあるA弦のみ別弦でのこと師のア…

師事回顧(再開十回目)

2019.12.1 前回の師事後の総練習時間は3時間。 仕事の繁忙期が重なり基礎練習が90分と色々不足を自覚し向かう。 連日の寒暖差でA弦、D弦が緩んでおり締めるとパキパキッと心臓に悪い悲鳴を楽器が上げる。 師の入念な剥がれ確認の後にスケールから。 「上…

師事回顧(再開九回目)

2019.11.17 手作りの鉄製エンドピン ストッパーを持って、師事。 師と検証を行う。 私の鉄系エンドピンで鉄製エンドピンストッパーを使うと残響音(特にC弦G弦)がとても豊かに。 チタン×タングステン×真鍮のエンドピンではあまり音響効果はみられなかった。…

師事回顧(再開八回目)

10/27の回顧。 一週前と前日に、滋賀県立琵琶湖ホールにて催された鈴木秀美氏による 『円熟のバッハ 無伴奏チェロ組曲(全曲)』 の感想を師の口頭から伺う。 10月19日は奇数番をバロックチェロで、下からCGDGに調弦。Gが二弦ある為響きが澄んでい…

師事回顧(再開後七回目)

10/2 前回の師事から三週間もチェロと向き合える心の状態にならず、昨日はケースを開けるとチェロも待ちくたびれたのだろうか、Aの弦がほつれ伸びていた(偶々です、きっと)。 ラーセンからヤーガ(クラシック)の違いなのか弦が硬く感じました。音階で…

師事回顧(再開六回目)

演奏会後の初練習。 変わった事と言えば、D弦が駒に埋もれた状態だった為に調整をした事。 練習総量はスピッカートのみを細切れで2時間くらい。 チューニングをする師から、駒の調整で音質が引き締まって良い感じとの声。 C弦から3オクターブのスケール確…

発表会。そして反省。

先週より昨日より。少しは進歩していたはず。 はず・・・。 細かな欠点を探す事も出来るし、終わったからそこでその曲も終わりとするのは勿体ない。 終わってみると課題が確実に見えてくる。 もし、その演奏が楽しくなかったなら何故楽しくなかったのか追求…

師事回顧(再開後五回目)

発表会を翌日に控えての最終調整となる今日。 いつもより軽い基礎(音階、スピッカート)の後に上演曲を一通り流す。 (約30分) 技術的問題は段階的に進歩すれば良いとの事で、曲が単調にならないような表現を意識しようと指示。 ・落葉松 ここにきて原曲と…

信頼度0からの合奏

バイオリン、ビオラ、ピアノ、チェロ(師)の指導者の輪の中に入り発表会に出る全員での初合奏。主導は当然の様にバイオリン指導者。 何種類かある伴奏譜を試して「楽しい」を全面に感じた譜が採用され、「楽譜を間違わない」を前提にしない合奏を目指す。そ…

中華人民共和国発、チタン製

今の日本に住んでいると、隣国の発想力の差を考えなければならないと強く感じてしまう。 今までになかったモノが、少しずつ普及する事実。 僕の元にもその恩恵の欠片を取り寄せてみました。 Stradpet社が提供し、Alibabaが仲介するバイオリン類(弦楽器)の…

チェロ交流会

先日、チェロ愛溢れる大人な方々との交流会に参加させて頂きました。 雑談三時間と共奏の九十分がとても心地よい時間で、あっという間に時間が来てしまい名残惜しい思いです。 雑談内容も、チェロとの出会い、普段の練習、習うのは教室?個別指導?、弦の替…

本末転倒っぷり

子どもから「大人は勉強しなくてズルイ」と言われ再開したチェロ。 そして、再び子どもから「音がうるさい。家から離れた場所で練習して」と言われる羽目に。 自覚が無い訳じゃありませんが駒付近で弾くと音量もあがり、密室練習といえどもそれなりに音は漏…

選曲のセンス

発表会で演奏出来そうな曲なら何でも良いよ。 この文句は裏返せば、どんな曲を知っていて、自身の技術と課題を理解していて・・・「現状より少し難しい」を望むだったりする。 現時点での技術的な課題は、スピッカート、ハイポジション、スラー。 小林秀雄氏…

師事回顧(再開ニ回目)

いつも使う駐車場が今日はイベントにて封鎖しており、到着が指導開始の三分前というギリギリの事態。 日頃の気温差にてペグもC弦とG弦が緩んでいる。 「気温差がある時は、弾かなくても2〜3日に一度は確認してね。」 とのご指摘。 celloの置く左右位置も指摘…

自分の事は棚に上げて

アンサンブルでは他の音にも注意を払う。 音楽の奏者同士だけでなく、一般的な人間関係においても言えるかもしれない。 僅かな音程の誤差で和音が気持ち悪い事から、意図されていない不協和音どころかカオス(無制限に多重)になる瞬間の指摘。 音の見失いや…

音楽活動の勲章

レパートリーとなった曲を挙げたくなるのだけれど、その曲を演奏(練習)する為に揃えた楽譜の数は、きっと勲章と同じなんだと思う。 音程やリズムの再現に苦しみ人に聞かれる事なく離れた曲も、どんな山を越えてきたかどんな曲が好きか傾向が見える。 冊数…

指導回顧(再開一回目)

八年ぶりの指導。 師と雑談から今後の方針の確認まで。 ・楽器の音質が落ち着いて悪くない ・弓と松脂の組み合わせも大丈夫 ・あまり見ない弦の組み合わせが気になる。 Cスピロコア響くが冷たく華やかさが無い Gヘリコア四弦で一番輝いている DヘリコアGとの…

読譜力

読譜力とは、楽譜から音や音楽を想像する力。 今、音の流れは楽譜の何処にあってどの様に展開されるか。とも解釈できる。 耳に慣れ親しんだ曲の時も、全く知らない曲の時も演奏する時には御守りとして必要となる。 一番早いのは慣れ親しんだ曲。どの様に音の…

音の予測

一小節聞いて、次に来る音は予測出来るのか。と言う話。 主旋律でドレミと聞いて次に来る音は? ♫チューリップ ドレミ ドレミ ソミレド レミレ →ド、レ、ソ ♫こぎつね ドレミファ ソソ ラファドラ ソ →ファ ここからは強引に・・・ ♫LA・LA・LA LOVE SONG(…

弦楽器の弓

理想は「軽くて良くしなって、でも剛性もあり弦をよく振るわせられる弓」 と、なるのだけれど。 予算と技術と身体能力のどれかに合わせて選択する事に収まる。 私見で言えば重い弓も悪くはないと思う。 弓の重さが力を掛けなくても弦を擦る事が最大の理由。…

弦楽器の弦

どんな弦を張っていますか? と、言うお話。 音質や音色より値段。 先生やお店のおススメ。 いつも通り。 毎回違う組み合わせ。 どの選択肢でも間違いではないし、納得した上で選んだのなら大丈夫。 ブリッジと弦4本の無数にある組み合わせは、演奏者にとっ…

無限の狭間

どれだけ上達しても、まだ上の技術は存在するのかもしれない。 プロと呼ばれる存在になったとしても過去のプレイヤーと比較され、始めてから数年も経たないプレイヤーに下手だとコールする人もいる。 もちろん憧れだけではたどり着けないのだけれど、心を折…

習うより慣れろ?

基礎技術が身につくまでは繰り返し練習するしかない。レイトスタートであろうが、独学であろうが変わりなく一から積み重ねていきましょう。 但し、慣れるまでに正しい(と言われる)動作を確認してくれる人がいるなら積極的に指導して貰うべきです。変な癖が…

バランスって難しい

音楽はスポーツと同様に、【心技体】すべてのバランスで成り立っている。 【心】は知識や感情や学理など含めて「どの様に表現したいか」を内包している。 だから、あのアーティストの様に情熱的に表現したい。とか、いつかあの曲が弾きたいとか。自身の静的…

レイトスタートは恥?

これは合唱で実際に起きた話。 団員募集に対して見学に来られた方の入団しない理由が、「敷居が高い」「楽譜が読めないから」「足を引っ張ってしまう」なのです。 興味はあるが恥をかきたくない。だそうで。 いやいやいや。 どれだけ長くその道を歩いていて…

パートリーダーの感性

合奏なり合唱をすると、担当パート毎にパートリーダーをお願いする事になるのだけれど。 感性と言うべきか知識の引き出しが多い為か、効果的なパート練習を組み立てる人がいる。 ひと通り全体を通して、パートで苦手そうな部分を集中練習。リズムや音程を丁…

楽譜読みの早道なんて

指番号やコード記号など補助的に記入して読むのが早いかもしれないけれど、いつまでも書いていく訳にもいかず。 結局暗譜になるまで練習をするか、慣れるまで常に考え続ける事になる。 千里の道も一歩から。

漠然と

心地よい音を探す事は、理想(夢原郷)を求める旅なんだろうな。と。 数多くの曲を聴き、習っては歌い、技術を磨いても更なる先は存在する。以前の演奏と比べれば多少進歩していると思うけれども、芸術と呼べる域には遥かに遠い。 その曲を知っている、作曲…

音楽の格言とか。

私が前向きに音楽活動をする為に、隣に置いておきたい格言達など。 ・練習は成功率を上げる行為 誰もが好きではない練習の意義を正面から意識する言葉で、合唱の指導者が良く使う言葉でもある。 ・音を音楽と呼ぶには伝えたい想いやイメージが必要 同じく合…