師事回顧(再開十回目)

2019.12.1

前回の師事後の総練習時間は3時間。

仕事の繁忙期が重なり基礎練習が90分と色々不足を自覚し向かう。

 

連日の寒暖差でA弦、D弦が緩んでおり締めるとパキパキッと心臓に悪い悲鳴を楽器が上げる。

 

師の入念な剥がれ確認の後にスケールから。

「上り音階はアップ弓もダウン弓も大丈夫。A弦の下り音階は精度を上げて」と指示があり

A弦をスケール×八分音符で3周。

 

サポージニコフ教本

32番

33番

ニゾンと二重奏で数回合わせて終了。

34番をユニゾンで試奏し、34番と35番が次回師事までの課題となる。

 

鈴木メソッドチェロ教本

vol.2に移ると思いきやvol.1のメヌエット2番。

師がA弦ハイポジションのみでバイオリンとの二重奏を意識した指導を30分。

具体的には

「他の奏者の音をよく聴き、タイミングを合わせる為に待つ」、「1拍目(強拍)を逃がさない」に集約される。

 

vol.3 スケルツォ

当日に合わせるテンポで。

「もし。挑戦する気があれば。」との前置きがあって主題部の八分音符二つを四分の三連符に置き換えた変則(バリエーション)もさらっておく様にと、提案を受け保留回答に留める。

当日の時間が余る様なら合わせるとの事。

 

少年時代

A弦の指位置が安定せず、音の出だしから終わりまでスッキリしないので丁寧に弾きましょう。と指摘。

指がフライングしていると表現されて、テンポを下げて丁寧にもつれる部分を集中指導となる。

 

5分以上の延長をもって終了。

 

その後前回のエンドピン ストッパーとは別タイプ(鉄製のフラット型、白樺の輪切り板)で音の違いを検討。

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エンドピンの振動をしっかりと押さえこむ二種類。師の三種素材エンドピンでは鉄製は音量だけが。白樺だと音量もあり華やかに鳴る。

端材扱いの輪切り板にゴム製の滑り止めがついた単純な物でも音質が変わる様に聞こえる。

 

同種の良さげな材料があれば確保してくださいとエンドピンストッパーの製作依頼を承る。