師事回顧(再開九回目)
2019.11.17
手作りの鉄製エンドピン ストッパーを持って、師事。
師と検証を行う。
私の鉄系エンドピンで鉄製エンドピンストッパーを使うと残響音(特にC弦G弦)がとても豊かに。
チタン×タングステン×真鍮のエンドピンではあまり音響効果はみられなかった。
替わって真鍮製のエンドピンストッパーを使うと音質的には鉄系エンドピンでは篭り、真鍮入りエンドピンの音は輝くのだろうかと、疑問に思う。
と、前置きがあってからのエンドピン談議。
師が、著名な工房のエンドピン6種を試せる機会が偶々あって、タングステン×チタン×真鍮×カーボンはタングステンが主張して重い気がした。
チタン単体は高音域がとても軽く華やかな感じでその分値も張ります。
カーボンは音も軽いけれど前述のエンドピンより力強さが薄く感じた。と。
楽器の振動を抑えるタイプと増幅するタイプの違い、重心点の違いでのチェロの音の変化を少し深く考える時間を過ごし実技指導へ。
実音域でスケール、全音符から半分を繰り返しひと弓で二弦を二周。スピッカートは今日は無し。
サポージニコフ教本より
30番 三連符
31番 三連符の応用
ユニゾンと二重奏を1回ずつで終了。
32番、33番が次回迄練習を指示。
鈴木チェロ教本 vol.1
17番 メヌエット(バッハ)
師のピアノ譜を伴って二重奏。
三回に一度の確率で運弓が逆転するが、表現ややりたい事が理解出来るとの事で終了。
クリスマスチェロ会の発表で完修となります。
鈴木チェロ教本 vol.3
4番 スケルツォ(ウェブスター)
速度は4分音分を60ぐらいと遅くして通す。
この曲では音が下がってゆく運指(左手)の指導が多くなる。
全員演奏曲
少年時代 (井上陽水作)
当日はチェロ4重奏を主体にピアノ伴奏とバイオリンのオブリガード。
主にイメージのすり合わせを行う。