エンドピンストッパーの理想形

世の中に色々な物が溢れていますが、私の考えるエンドピンストッパーの理想形を具現化してみました。

 

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構想展開品の高さ140mm。全て鉄で出来ており蔓で固定された上部にはエンドピンを刺す穴を、中空状態で下部には振動体。

何がしたいのかと言えば、鉄製にする事でエンドピンとストッパーの音響インピーダンス差が無くなり又、エンドピン の先に振子を付けると振動エネルギーは増幅されるのだろうか?なのです。

 

この形を圧縮して低床化をした物が、リアクティブ型エンドピンアンカー「fermata」

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こんな形や構造のストッパーはまだ市場には出ていないはず。

 

この発想をもたらして頂いたのはとあるチェロ演奏家さんであり感謝の念しかありません。

 

楽器を知る事

正しく知ること。

 

その「正しく」とはは書籍や知識の標準的な事柄かも知れない。そしてもう一つ。自身の演奏する楽器も標準に対してどれだけ異なるか正しく知る必要がある。

 

平均値と標準と個性。

手に入れた以上は他の楽器と比べない。

音色をどこまで引き出せるのか。

より古く希少な楽器を手に入れられたとしても、音色と魅力を引き出せるかは永遠の課題。

 

汝自身を驕ることなかれ。

どれも同じと思う事なかれ。

個性は人間にも人が生み出した楽器にも。

 

梅雨になる前に

湿気と暑さが本格化する前に弦を交換しました。

 

A弦はカプラン(mid)からラーセンオリジナル(mid)

D弦とG弦はヘリコア(mid)からラーセンオリジナル(mid)

C弦はラーセンオリジナルのまま新しい弦に。

 

ふわっと甘いDとG弦の音質は引き締まり、キラキラと倍音が残るチェロらしい音質に。

 

更新不良。

コロナ禍の自粛空気に「それ今必要?」と後ろめたさが優位になり更新すらしなくなり反省。

 

 

少しずつチェロ教本は進んでいます。

サポージニコフ教本は重音にアルペジオ、鈴木教本は二人の擲弾兵ガボットと初心者マーク卒業まであと少しです。

 

 

師事回顧(2020.8.29)

演奏会の感想と反省点をおさらいし、新たなスタートをしましょう。との言葉で始まる。

 

 

ウォーミングアップはコスマンから。

6ページ目のエチュードをA弦からG弦まで。休みなしの半音進行が左手の親指と人差し指に重く負担をかけて、終わると左手の指がカクカクする。

 

これを踏まえて、サポージニコフ教本。

46番、47番はさらっと流して終了。

48番 全音符にスラーやタイが所々につくエチュードで、運弓が場当たり過ぎると弾けない。次回は49番も追加。

 

鈴木メソッド チェロ曲集Vol.2

6番 狩人の合唱

力みなく二重奏。こんなにさらっと弾ける曲だったっけ?と弾き終わってから首を傾げる。

 

7番 ミュゼット

指運の訂正が数カ所。テンポを加速させない事。ブレスはちゃんと取る事。出来れば一音一音テヌートに近い気持ちで途切れさせない事。

と、課題が山積み。

師事回顧(2020.7.26)

発表会に向けての師事。

 

ウォーミングアップは開放弦の移弦、スケールとコスマン教本の6ページ目をA弦とD弦まで。前回と異なる事として移弦は駒寄りでじっくりと鳴らす。スケールでは一度の弓で何音詰められるかをもう一度、もう一度と何回も繰り返す。

 

 

メヌエット No.3(バッハ)

以前合格となった時よりも深く「どんな風に演奏したいか」、伴奏をピアノにするかチェロの二重奏にするかを再確認。

一拍目は出来るだけ力強く、大胆に。

残りの拍目は弱くなりすぎない様に。

イメージが決まるまで繰り返す。

 

・Nessun Dorma  (プッチーニ

何回も二重奏で弾き運弓を変更する事に。

原因は運弓が特定場所で使い過ぎる為、朗々と歌うべき箇所が伸びない。特定場所で運弓が逆になっている為、音が苦しい。

スラー感を残しながら現状より弾きやすさを優先する方向で調整。

なによりも全音符の弓が苦しく見えないように。。。

 

文字にすれば たったのこれだけ。

音は少し進歩していると思う。

師事回顧(2020.7.18)

駒の作り直しが終えての師事。

 

8月の発表会は例年通りの会場で開催しますとの事。ただし例年通りではなく、換気時間や体温と連絡先の管理などコロナウイルス対策の現状を踏まえてとなりそうです。

 

ウォーミングアップはスケールとコスマン教本の6ページ目をA弦からD弦まで。

ここ数回は運弓よりも左手(指)を重視したウォーミングアップに、左手の力みでぱんぱんになる。

 

今日は発表会(音楽会)に向けて確認。

 

鈴木メソード曲集 vol.2 より

J.S.バッハ  メヌエット No.3

 

相変わらず左手が怪しくなると運弓も一緒に指示とは違う動きに。

以前にもここは指摘された場所。ここも、ここも・・・。

 

気を取り直しして6度目。

発表会迄にはなんとかなるでしょう。と次の曲へ。

 

・Nessun Dorma  from 'Turandot'

フィギュアスケートの音楽のイメージのあるこの曲をバイオリンやピアノ指導者陣の伴奏で主旋律を弾く、一年間のご褒美とも解釈できる曲。

一度通して運弓と運指の見直し。

全体的に歌手の様に堂々とたっぷり弓を使い姿勢よく、と指示。

 

弾き込みましょう。とのお言葉を頂き終了時間でした。