読譜力

読譜力とは、楽譜から音や音楽を想像する力。

今、音の流れは楽譜の何処にあってどの様に展開されるか。とも解釈できる。

 

耳に慣れ親しんだ曲の時も、全く知らない曲の時も演奏する時には御守りとして必要となる。

 

一番早いのは慣れ親しんだ曲。どの様に音の繋がりが展開されるかを知っている為、今はどの部分かまで追いかけられる。はず。

 

次に早いのが音階の出る楽器や鍵盤を弾きながら。でも、これは楽器を演奏する為に読譜力を鍛えるつもりの初心者には堂々巡りになってしまう方法でしかなく、ある程度の段階までは飛ばしてしまうべきだと思っています。

 

その後たどり着くのが、他人の演奏を聴いて楽譜の音と照らし合わせるやり方。

曲が同じでも編曲があれば異なる音やリズムになり、同じ楽譜かどうかの確認に注意が必要です。

 

それでも、見つからなかった時は。

素直にDTM(MIDI)に頼るべきかなぁと思います。

楽譜と同じ場所に音符記号を置いていく作業で機械の出す音がかなり正解に近い音を紡ぎます。

 

写経に近い気もしますが、お悩みの方はお試しを。