音楽と算術と

合奏をすると音は大きくなるのか。

音の元、空気の振動(周波数)の足し算で大きくなるのは道理なのだけれど。

 

じゃあ何故 楽器合奏で音波の同期は起こるのか。(大学でも研究されている分野の問題)

 

意図的に相反する波形を重ねる消音効果を私たちはヘッドホンの「ノイズキャンセラー」機能として近年利用しています。

合奏なら、なかには音量を打ち消してしまう楽器が在っても不思議では無いのですが出会う事はありません。

 

仮説の域になるのだけれど、チューニングによってどの楽器にも共通暗号の鍵(例:A=440Hz)の倍音が用意されれば、それを軸に振動の同期が起こり(音楽として同期していると聴こえるズレは50ミリ秒まで(注記1)らしい。)楽器から流れる音の波形が揃うのだと思う。

 

検証は必要かも。

 

 

 

注記1

参照元論文 相愛大学 河瀬諭氏

「合奏における演奏者間コミュニケーション」より